タイプ別でみる糖尿病とは?

糖尿病とは・・・

 

糖尿病とは血液中のブドウ糖が、慢性的に多い状態のことをいいます。
高血糖状態が続きますと、次第に体内の細い血管が傷ついてしまい、たくさんの合併症の原因となります。

 

もっと詳しく説明をすると・・・
糖質(炭水化物)の代謝にかかわるインスリンが不足していたり、うまく働かなかったりすることで、筋肉、肝臓、脂肪肉体細胞にブドウ糖が取りこまれず、血液中にブドウ糖が溜まってしまい、さまざまな障害を引き起こしてしまう病気-それが糖尿病です。

 

食べ物を食べたあとは血糖値が上がります。
しかしインスリンの働きによって、ブドウ糖が細胞に取り込まれて、
数時間後には食事前の血糖値に戻ります。
つまりインスリンが糖尿病の鍵を握るホルモンと言えます。

 

糖尿病は「疾患群」と定義されています。
糖尿病の成因によって4つの型に分類されています。

 

1,1型糖尿病

インスリンを分泌するすい臓のランゲルハンス島のβ細胞が崩れて、
インスリンが不足の事態となってしまいます。
ほとんどは自己免疫疾患として発病してしまいます。
自己免疫というものは本来の役割は自分の身体を守るために働くことですが、
その自己免疫の標的が自分を標的としてしまいます。
自己免疫に関係する遺伝因子として、いくつかのHLA遺伝子が見つかっています。
環境因子、生活環境ではなく、自己免疫という・・・「身体の反乱」が起こしてしまう1型糖尿病は、
若い人の発症が多く、体外からインスリンの補給が必要となってしまいます。

 

2,2型糖尿病

体質に加え、この2型糖尿病は環境因子が大きく影響して発症します。
食生活や運動などの生活習慣がこの2型糖尿病発症の鍵を握っています。
かつて人類は飢餓との戦いにあって、
少しの食べ物エネルギーを効率よく脂肪といて蓄えられるようにできていました。
現代の食生活・食糧事情が大きく変化しましたので、
昔からの遺伝子が肥満や糖尿病を引き起こしているという考えもあります。

 

3,妊娠糖尿病

妊娠中に引き起こされてしまう耐糖能異常のことです。
妊娠中に増加するホルモンの影響だと考えられています。
胎児への悪影響が及ばないうちに、食事の改善と血糖値の管理を行うことが必要となります。
出産した後は元の血糖値に戻りますが、そのあと・・・
約半数の方は2型糖尿病を発症してしまうと言われています。

 

4,その他のタイプの糖尿病

すい臓の働きやインスリンの働きに関わる遺伝子の異常がわかる糖尿病。
または他の病気からの感染症、薬剤の服用に伴う糖尿病。