合併症を予防すれば糖尿病でも長生きできる!

糖尿病と睡眠時無呼吸症候群

 

睡眠時無呼吸症候群とは、夜寝ている間にいびきをかいたと思ったらピタッと音が止まり、
同時に息も止まってしまうというのを繰り返してしまう状態です。
原因は肥満により喉や舌根が脂肪が蓄積し寝ている間に気道をを塞がれてしまうからです。
息が止まって苦しくなってしまうと自身が気づかない間に睡眠が分断されてしまうため、
脳が休むことが出来ません。
そのため昼間急に意識を失うように眠ってしまうことがあります。
電車やトラックの運転手さんが、
この睡眠時無呼吸症候群によって事故を起こしてしまったこともありました。

 

その後色々な調査により、高血圧だけでなく、糖尿病、心筋梗塞、
脳卒中などの合併症が多いことがわかってきました。
睡眠時無呼吸症候群では、一時的な呼吸障害により、酸素の取り込みが悪くなります。
低酸素の状態は、副腎や脳下垂体というホルモンの要所からからのホルモン異常をきたし、
結果的に糖の代謝が低下してしまいます。
また不安定な睡眠が、血糖値を下げる副交感神経という器官の活動を妨げ血糖値が上昇してしまうのです。
肥満度とはあまり関係がなく、
睡眠時無呼吸症候群そのものだけでも複数の要因に悪影響を与え糖尿病を悪化させてるようです。
糖尿病の改善は睡眠時無呼吸症候群にも意味があります。

 

薬を飲むことにより、コレステロールや血糖値、高血圧などを正常に出来るようになりました。
しかし、考えてみてください。
薬を飲む前と飲んだ後でも、その人の体型には変化はありません。
自身の持つ脂肪細胞やサビついた脳や筋肉は変わらず、そのままです。
薬によるリスク低下が限定的なものであることは明らかです。
例えば高血圧になってきたので、
心筋梗塞や脳梗塞といった合併症を避けるため薬剤で血圧とコレステロールを正常化さたとします。
たとえ血圧やコレステロールが数値的に改善したとしても、
体そのものが改善しなければ善玉アディポサイトカインの働きは低下したままです。
薬剤で血糖値を正常化させることは最後の工夫の一つにすぎず、
薬を使って数値を正常にしたとしても体内の環境が正常化したわけではないことを忘れてはいけません。